とある現場で知り合った彼女から
「YOGAのインストラクターになるために、かの国へ修行に行く」と聞いた。その時、彼女にカタチとしてのYOGAを見せてもらった。そのポーズとカラダが美しかった。僕は彼女の帰国後、あらためて撮影を申し込んだ。「YOGAの聖地に一緒に行かないか」と。彼女にとっての聖地は、僕にとって違う意味で聖地だった。まだ行ったことがないカレーのふるさと。YOGAから始まるセックスと巡礼の旅が始まった。お互いのルーツ、生き方を求めて、人と車と喧騒と牛と犬と猿と静寂をかき分けカメラをまわし始めた・・・「YOGAとは、生きることそのもの」と、彼女は言った。